デュプロ® くるくるゆうえんちセット
回してみよう
このレッスンでは、歯車の仕組みについて学びます。
0~30分
上級
未就園児
遊びに隠された科学 (先生方へのメモ)
- 歯車とは機械に使われている回転するパーツで、互いにかみ合うよう縁がギザギザになっています。歯車は回転を生む力であるトルクをほかの部品に伝える役割を果たしています。
Connect(結びつける)
(5~10分 )
子どもたちに回るパーツを全部見つけてもらい、回るパーツがなぜ便利なのか聞いてみましょう。
歯車は機械の中でほかのパーツを回すために使われるということを教えてあげてください。
回るパーツの仕組みを子どもたちに実際に体験させてから、歯車のパーツを全部集めて、どれか1つを動かすと全部の歯車が動くように1列に並べることができるかどうか、チャレンジしてもらいましょう。
たとえば次の質問をしてみましょう。
- 歯車はどちらの方向に回るかな?
- 大きな歯車と小さな歯車をかみ合わせるとどうなるかな?
- 同じ大きさの歯車を2つかみ合わせるとどうなるかな?
これから、お客さんが来る前にゆうえんちの準備をしている人たちについてのお話の最初の部分を読むことを伝えます。参考写真を見せたり、お人形を使って場面を演じてもよいでしょう。
- 以下のお話を声を出して読みます。
「ゆうえんちをすてきに見せてくれて、一度に入る人の数をおさえることができる新しい門がほしいな。」園長のパーカーさんが言いました。
「ガレージに大きな歯車があるよ。お父さんが私のために工場から持って帰って来てくれたの。それを使って新しい門を作りましょう。」テレサが言いました。
「いいアイデアだね!
門に使えそうなブロックやほかの材料もあるぞ。」パーカーさんが言いました。
ヒント: 歯車のかみ合わせ方を変えることで動く速度を遅くしたり速くしたりできるほか、回転方向を変えることができます。
Construct(組み立てる)
(5~10分 )
- 参考写真を子どもたちに見せて、モデルのどの部分が動くか聞いてみましょう。
- 子どもたちにオリジナルの開閉できる門のモデルを作ってもらいます。
Contemplate(よく考 える)
(2~5分 )
子どもたちに、完成した門の動きを試して改善してもらいます。
たとえば次の質問をしてみましょう。
- この門はどうやって開けたり閉めたりするのかな?
- お人形が通れるかな?
Continue(さらに続ける)
(5~10分 )
- 開く部分が左右に2つあり、両方を同時に開くと一度にたくさんの人が通れる両開きの門を作ってもらいましょう。
指導のヒント
子どもたちが以下のスキルを実践できているかどうかを観察することで、科学、テクノロジー、エンジニアリング、芸術、数学の能力が伸びているかどうかを判断することができます。
- 簡単な歯車や車輪などのテクノロジーを正しく使う
- 科学やテクノロジーに関連したコンセプトについて質問をする
- 「もし~ならどうなるか」実験/試験する
- 起こることを観察し、描写する