おやつスタンド

• レゴ_^® エデュケーション SPIKE^™ アプリ内にある おやつスタンド のレッスンをよく読んでおきます。
• 必要に応じて、レッスンの前に次の関連語彙を説明しておくとよいでしょう: こうかてき、(りょうりを) 出す、どうぐ
• それぞれの生徒の能力や学習進度を考慮してください。全員がレッスンを楽しめるよう、必要に応じて個別化します。個別化セクションを参考にしてください。
• 時間に余裕があれば、算数の発展課題を準備して実施してください。詳しくは発展課題セクションを参照してください。

• 何かが正しく動作することを確認するためのテストの重要性について、簡単なディスカッションを促してください。
  • 食事をするときに正しく動作する必要があるものについて、先生も一緒にクラス全員で話し合ってください。
    以下のような質問をしてください:たべものがころがっておちないように、テーブルがまっすぐであることをテストするにはどうすればよいですか？テーブルがななめになっていたら、どうやってなおしますか？
• 物語の主な登場人物を紹介し、ダニエルにかわりのおやつを出す、という最初のチャレンジを説明してください。
• すべてのグループにブロックセットとデバイスを配布します。

• レゴ_^® エデュケーション SPIKE^™ アプリを使いながら最初のチャレンジに取り組んでもらいます:
  • ダニエルがカラーセンサーに青いチケットを見せると代わりのおやつを出すプログラムを作成して試す。
• モデルを繰り返しテストさせ、アプリ内にある2つのチャレンジを完了するように指示します:
  • プログラムを変更しておやつスタンドを改善する。
  • ダニエルのためにおやつスタンドをアップグレードする。ダニエルがおやつに手がとどくようにしましょう。
• プログラミングと組み立てに役立つ情報はヒントセクションを参照してください。

• クラス全員を集めて、取り組んだチャレンジについて考察を促します。
  以下のような質問をしてください:おやつスタンドをどうやってアップグレードしましたか？アップグレードしたあともダニエルがおやつに手がとどくように、どんなくふうをしましたか？

• プロトタイプが正しく動作することを確認するためのテストの重要性について、ディスカッションと考察を促してください。
  以下のような質問をしてください:プロトタイプをテストして、正しくうごくことをかくにんするのが大せつなのはなぜですか？アップグレードしたプロトタイプがおもったようにうごかなかったばあいはどうなりますか？
• 作業に使ったスペースを片付けてもらいましょう。

• 生徒がモデル制作やプログラミングをする際に行った決断の思考プロセスや論理付けについて、「声に出して考え」たり説明するような声かけをします。

この学習におけるルーブリックの例

• それぞれの生徒に対して、アップグレードしたプロトタイプをテストして正しく動作することを確認する能力を評価してください
• 状況に合った評価基準を作成しましょう。例:
  1.追加の支援を必要とする
  2.支援を受けずに作業できる
  3.他の生徒に教えることができる

自己評価

• それぞれの生徒に、自分の成果に最もよくあてはまるブロックを選ばせます。
  • 黄:アップグレードしたプロトタイプをテストして、正しくうごくことをかくにんできるとおもう。
  • 青:アップグレードしたプロトタイプをテストして、正しくうごくことをかくにんできる。
  • 緑:アップグレードしたプロトタイプをテストして、正しくうごくことをかくにんでき、クラスメートを手つだうこともできる。

仲間のフィードバック

• グループごとに、一緒に作業をした体験について話し合ってもらいます。
• 下のような文章を使うように促してください:
  • きみが…したのはとてもよかったとおもう。
  • きみがどうやって…したのかもうすこしききたいな。

プログラミングのヒント

• 最初のチャレンジが完了したら、3つの見本プログラミングブロックを参考にしながら、プログラムの修正に取り組んでもらいます。
• 見本プログラミングブロックは生徒の想像力を刺激し、試行錯誤しながらオリジナルの解決方法を見つけるプロセスを助けることを目的としています。

組み立てのヒント

• 2番目のチャレンジが完了したら、3つの見本写真とオープンエンドのタスクを参考にしながら、モデルの改善に取り組んでもらいます。
• 見本写真は生徒の想像力を刺激し、試行錯誤しながらモデルを改造するプロセスを助けることを目的としています。

このチャレンジには組み立て説明書はありません。

学習に困る生徒が多い場合は、次のように学習方法を工夫してみましょう。

• 最初のチャレンジのみを行い、レッスンを簡略化する
• モデルの改造に取り組む際に見せる見本写真を1枚だけにする

この学習で物足りない場合は、次のように学習方法を工夫してみましょう:

• カラーセンサーに反応させる色を増やす
• ダニエルが注文できるメニューを増やす

• おやつスタンドから収集されたデータを使用して紙に棒グラフを作成するか、ほかのやり方で図にしてもらいましょう。最も頻繁に使用された色などについて、ディスカッションを促します。

発展課題を行うと、45分間を超える授業をすることができます。

算数: