ボートで出かけよう

• レゴ_^®エデュケーションSPIKE^™アプリ内にある ボートで出かけよう のレッスンをよく読んでおきます。
• 必要に応じて、レッスンの前に次の関連語彙を説明しておくとよいでしょう: チャレンジ、かえる、プログラミングする、おす、ロボット
• それぞれの児童の能力や学習進度を考慮してください。全員がレッスンを楽しめるよう、必要に応じて個別化します。個別化 セクションを参考にしてください。
• 時間に余裕があれば、国語の発展課題を準備して実施してください。詳しくは 発展課題 セクションを参照してください。

• 計画に従って行動を完了することについて、簡単な話し合いを促します。
  • 出かける前にどのように服を着るかについて、児童と一緒に話し合ってください。
    以下のような質問をしてください:さいしょに　なにを　しますか？つぎは　なにを　しますか？
• 物語の主な登場人物を紹介し、ボートを水の中まで押す、という最初のチャレンジを説明してください。
• すべてのグループにブロックセットとデバイスを配布します。

• レゴ_^®エデュケーションSPIKE^™アプリを使いながら最初のチャレンジに取り組んでもらいます:
  • 水の中までボートを押すプログラムを作成して試す。
• モデルを繰り返しテストさせ、アプリ内にある次のチャレンジを完了するよう指示します:
  • プログラムを変更してロボットを改良する。
• プログラミングに役立つ情報は ヒント セクションを参照してください。

• クラス全員を集めて、取り組んだチャレンジについての考察を促します。
  以下のような質問をしてください:ボートを　水の　中まで　うごかすために、　さいしょに　なにを　しましたか？ロボットを　さらに　よくするために、　プログラムを　どのように　かえましたか？

• 指示に従って何かをするプロセスについて、話し合いと考察を促してください。
  以下のような質問をしてください:いわれた　とおりに　つくる　ことが　大せつなのは　なぜですか？ステップの　じゅんばんが　まちがっていると　どうなりますか？
• 作業に使ったスペースを片付けてもらいましょう。

• 児童が「声に出しながら考える」ことができるように、ガイドとなる質問をして、組み立てやプログラミングの際に下した決断の思考プロセスや理由を説明してもらいます。

この学習におけるルーブリックの例

• それぞれの児童に対して、指示に従ってプログラムを作成する能力を評価してください。
• 状況に合った評価基準を作成しましょう。以下はその例です。
  1. 追加の支援を必要とする。
  2. 支援を受けずに作業できる。
  3. 他の児童に教えることができる。

自己評価

• それぞれの児童に、自分の成果に最もよくあてはまるブロックを選ばせます。
• 黄: いわれた　とおりに　プログラムを　つくる　ことが　できると　おもう。
• 青: いわれた　とおりに　プログラムを　つくる　ことが　できる。
• 緑: いわれた　とおりに　プログラムを　つくる　ことが　でき、　クラスメートを　手つだう　ことも　できる。

仲間とのふり返り

• グループごとに、一緒に作業をした体験について話し合ってもらいます。
• 以下のような言葉を使うように促してください:
  • ...したのは、　とても　よかったと　おもう。
  • どうやって...したのか、　もうすこし　ききたいな。

プログラミングのヒント

• 最初のチャレンジが完了したら、3つの見本プログラムを参考にしながら、プログラムの修正に取り組んでもらいます。
• 見本プログラムは児童の想像力を刺激し、試行錯誤しながらオリジナルの解決方法を見つけるプロセスを助けます。

学習に困る児童が多い場合は、次のように学習方法を工夫してみましょう。

• レゴ_^®エデュケーションSPIKE^™アプリ内にある ボートで出かけよう のストーリーと指示を先生が読み聞かせる。
• 最初のチャレンジのみを行い、レッスンを簡略化する。

この学習で物足りない場合は、次のように学習方法を工夫してみましょう:

• ボートを水の中まで運ぶ別の仕組みを作る。
• アプリで パレットぜんたいを見る をクリックし、ほかのプログラミングブロックを使う。

• マリアとソフィーのボートの冒険についてお話を書いてもらいましょう。ボートに乗っている間に起こることを2つ含めるように指示してください。

発展課題を行うと、45分間を超える授業をすることができます。