ツリーハウスでキャンプ

• レゴ_^® エデュケーション SPIKE^™ アプリ内にある ツリーハウスでキャンプ のレッスンをよく読んでおきます。
• 必要に応じて、レッスンの前に次の関連語彙を説明しておくとよいでしょう: キャンプ、デバッグ、月、やね、ツリーハウス
• それぞれの生徒の能力や学習進度を考慮してください。全員がレッスンを楽しめるよう、必要に応じて個別化します。個別化セクションを参考にしてください。
• 時間に余裕があれば、国語の発展課題を準備して実施してください。詳しくは発展課題セクションを参照してください。

• 何かをするために変更が必要になる場合について、簡単なディスカッションを促します。
  • 教室で立ったまま夕日を見たいのに見られないことについて、先生も一緒にクラス全員で話し合ってください。
    以下のような質問をしてください:きょうしつに立ったまま夕日を見るには、なにをかえればよいでしょうか？夕日を見られるようにするには、なにをうごかしたりなくしたりすればよいでしょうか？
• 物語の主な登場人物を紹介し、ツリーハウスの屋根を開く、という最初のチャレンジを説明してください。
• すべてのグループにブロックセットとデバイスを配布します。

• レゴ_^® エデュケーション SPIKE^™ アプリを使いながら最初のチャレンジに取り組んでもらいます:
  • ツリーハウスの屋根を開くプログラムを作成して試す。
  • *注:*生徒が最初に作るプログラムは正しく動作しません。逆方向に回転するモーターブロックを使ってプログラムを修正 (デバッグ) するように促すタスクが用意されています。
• モデルを繰り返しテストさせ、アプリ内にある次のチャレンジを完了するよう指示します:
  • ソフィーの次の冒険に合わせてツリーハウスを変更する。
• プログラミングと組み立てに役立つ情報はヒントセクションを参照してください。

• クラス全員を集めて、取り組んだチャレンジについて考察を促します。
  以下のような質問をしてください:どうやってソフィーが月を見られるようにしてあげましたか？どうやってツリーハウスのやねをうごかしましたか？

• プログラムのエラーを修正 (デバッグ) することの重要性について、ディスカッションと考察を促してください。
  以下のような質問をしてください:プログラムが正しくうごくことをかくにんするのが大せつなのはなぜですか？プログラムがねらいどおりにうごかないときはどうすればよいですか？
• 作業に使ったスペースを片付けてもらいましょう。

• 生徒がモデル制作やプログラミングをする際に行った決断の思考プロセスや論理付けについて、「声に出して考え」たり説明するような声かけをします。

この学習におけるルーブリックの例

• それぞれの生徒に対して、プログラムをテストして発見したエラーを修正する能力を評価してください。
• 状況に合った評価基準を作成しましょう。例:
  1.追加の支援を必要とする
  2.支援を受けずに作業できる
  3.他の生徒に教えることができる

自己評価

• それぞれの生徒に、自分の成果に最もよくあてはまるブロックを選ばせます。
  • 黄:プログラムをテストして見つけたエラーをしゅうせいすることができるとおもう。
  • 青:プログラムをテストして見つけたエラーをしゅうせいすることができる。
  • 緑:プログラムをテストして見つけたエラーをしゅうせいすることができ、クラスメートを手つだうこともできる。

仲間のフィードバック

• グループごとに、一緒に作業をした体験について話し合ってもらいます。
• 下のような文章を使うように促してください:
  • きみが…したのはとてもよかったとおもう。
  • きみがどうやって…したのかもうすこしききたいな。

プログラミングのヒント

• このプログラムをデバッグするには、モーターブロックを交換する必要があります。
  • モーターの回転方向を変更するとツリーハウスの屋根を開くことができます。

組み立てのヒント

• 最初のチャレンジが完了したら、3つの見本写真とオープンエンドのタスクを参考にしながら、モデルの改善に取り組んでもらいます。
• 見本写真は生徒の想像力を刺激し、試行錯誤しながらモデルを改造するプロセスを助けることを目的としています。

このチャレンジには組み立て説明書はありません。

学習に困る生徒が多い場合は、次のように学習方法を工夫してみましょう。

• レゴ_^® エデュケーション SPIKE^™ アプリ内にある ツリーハウスでキャンプ のストーリーと指示を先生が音読する
• モデルの改造に取り組む際に見せる見本写真を1枚だけにする

この学習で物足りない場合は、次のように学習方法を工夫してみましょう:

• プログラムにループブロックを使用して屋根の開閉を自動化する。
• カラーセンサーを使用してツリーハウスの屋根を作動させる仕組みを変更する。

• ソフィーのツリーハウスについて説明する文章を書き、各部の名称を記した図を描いてもらいましょう。

発展課題を行うと、45分間を超える授業をすることができます。