レゴ®エデュケーション SPIKE™ ベーシック

町の交通きかん

チームのみんながスパイクじょうへ行きます!どうすればおしろまで行けるでしょうか?

45~90分
初級
小学3~5年生
U3L7_web_thumbnail.png

準備

注:このレッスンは45分間の授業2回分の時間が必要です。

  • レゴ® エデュケーション SPIKE アプリ内にある 町の交通きかん のレッスンをよく読んでおきます。
  • それぞれの生徒の能力や学習進度を考慮してください。全員がレッスンを楽しめるよう、必要に応じて個別化します。個別化セクションを参考にしてください。
  • 時間に余裕があれば、国語の発展課題を準備して実施してください。詳しくは発展課題セクションを参照してください。

パート A (45分)

関心を引きつける

(クラス全員、10分)

  • 様々な移動手段について、簡単なディスカッションを促します。
    • これまでのレッスンで組み立て、プログラミングした移動手段について、先生も一緒にクラス全員で話し合ってください。
    • 以下のような質問をしてください:町でいろいろな場所へ行くのにほかにどんな方法がありますか?
  • チームのメンバーを紹介し、スパイク城へ行く異なる方法をブレインストーミングする、という最初のチャレンジを説明してください。
  • すべてのグループにブロックセットとブレインストーミングのための追加資料、デバイスを配布します。

探究する

(少人数グループ、25分)

  • レゴ® エデュケーション SPIKE アプリを使いながら最初のチャレンジに取り組んでもらいます:
    • チームがスパイク城に行くための移動手段を作る。モーターまたはセンサーを1つ以上使用する (カラーセンサー、ライトなど)
  • ブレインストーミングには、レゴ ブロックだけでなく追加資料を使っても構いません。複数の解決方法を考えるように促してください。

説明する

(クラス全員、10分)

  • 生徒を集めて発表タイムを設けます。最初のアイデアを発表してもらい、お互いにフィードバックや提案を出し合うように促してください。

パート B (45分)

さらに実践する

(少人数グループ、30分)

  • レッスンのパートAで考えたアイデアをもとにプロトタイプの組み立て、プログラミング、テストに挑戦してもらいましょう。
  • モーターかセンサーを1つ以上使うよう、もう一度注意してください。
  • モデルとプログラムをテストし改良する作業を2~3回繰り返すように促します。
  • プログラミングと組み立てに役立つ情報はヒントセクションを参照してください。

評価する

(クラス全員、15分)

  • 生徒がモデル制作やプログラミングをする際に行った決断の思考プロセスや論理付けについて、「声に出して考え」たり説明するような声かけをします。
  • 作業に使ったスペースを片付けてもらいましょう。

この学習におけるルーブリックの例

  • それぞれの生徒に対して、プログラミング的思考力を応用して与えられたタスクを完了する能力を評価してください。
  • 状況に合った評価基準を作成しましょう。例:
    1.追加の支援を必要とする
    2.支援を受けずに作業できる
    3.他の生徒に教えることができる

自己評価

  • それぞれの生徒に、自分の成果に最もよくあてはまるブロックを選ばせます。
    • 黄:かい決方ほうをデザイン、組み立て、プログラミングできると思う。
    • 青:かい決方ほうをデザイン、組み立て、プログラミングできる。
    • 緑:かい決方ほうをデザイン、組み立て、プログラミングでき、クラスメートを手つだうこともできる。

仲間のフィードバック

  • グループごとに、一緒に作業をした体験について話し合ってもらいます。
  • 下のような文章を使うように促してください:
    • 君が…したのはとてもよかったと思う。
    • 君がどうやって…したのかもう少し聞きたいな。

ヒント

プログラミングのヒント

  • このレッスンにはプログラミングの手順や見本プログラミングブロックはありません。
    • 試行錯誤しながらオリジナルの解決方法を見つけるように促してください。

組み立てのヒント

  • このレッスンには組み立て説明書や見本写真はありません。
    • オリジナルのモデルを作るように促してください。
    • ヒントが必要な生徒がいたら、このユニットのこれまでのレッスンの組み立て説明書を参考にするように指示してください。
  • このレッスンのモデルデザインには、正解も不正解もありません。
    • 完全に新しいモデルを作っても、これまでのレッスンのモデルをそのまま再現したり応用したりしても構いません。

個別化

学習に困る生徒が多い場合は、次のように学習方法を工夫してみましょう。

  • レゴ® エデュケーション SPIKE アプリ内にある 町の交通きかん のストーリーと指示を先生が音読する
  • これまでのレッスンの組み立て説明書を配布し、スパイク城に到着するための新しい手段を考えるヒントとして使わせる

この学習で物足りない場合は、次のように学習方法を工夫してみましょう:

  • モーターやセンサーを追加する
  • スパイク城まで異なる方法で移動するプログラムを2つ作る

発展課題

  • チームのみんながスパイク城に到着するまでの道のりについてお話を書いてもらいましょう。場面に合わせて会話と描写を使うように指示してください。

発展課題を行うと、90分間を超える授業をすることができます。

**国語:**CCSS.ELA-LITERACY.W.3.3.B

教師用サポート

学習内容:

  • プログラミング的思考を応用して問題を解決する
  • 自分の気持ちや考えを明確に表現しながら、関連性のある詳細を交えて過去の体験について話す

(生徒2人につき1つ)

  • レゴ® エデュケーションSPIKETM ベーシック セット
  • レゴ® エデュケーション SPIKE アプリをインストールしたデバイス
  • オプション:ブレインストーミングのための追加資料 (メモ用のノート、理科のノートなど)

国語
知識及び技能
(2) 情報の扱い方に関する事項
思考力,判断力,表現力等
A 話すこと・聞くこと、B 書くこと

生徒用資料

生徒用ワークシート

オンラインの HTMLページまたは印刷可能なPDFのいずれかとしてダウンロード、表示、共有いただけます。