川のフェリー

• レゴ_^® エデュケーション SPIKE^™ アプリ内にある 川のフェリー のレッスンをよく読んでおきます。
• 必要に応じて、レッスンの前に次の関連語彙を説明しておくとよいでしょう: かいぜん、しゅう正、プログラム、手じゅん、テスト、アップグレード
• それぞれの生徒の能力や学習進度を考慮してください。全員がレッスンを楽しめるよう、必要に応じて個別化します。個別化セクションを参考にしてください。
• 時間に余裕があれば、算数の発展課題を準備して実施してください。詳しくは発展課題セクションを参照してください。

• アクティビティを完了するために一連の手順を作成することについて、簡単なディスカッションを促します。
  • 教室や校庭などの目的地に行くために一連の手順にしたがわなければならなかった状況について、先生も一緒にクラス全員で話し合ってください。
  • 以下のような質問をしてください:1つの教室からべつの教室へいどうする時は、どうやって行きますか？その教室への行き方はどうすればわかりますか？
• 物語の主な登場人物を紹介し、川のフェリーをスパイク・タワーまで動かす、という最初のチャレンジを説明してください。
• すべてのグループにブロックセットとデバイスを配布します。

• レゴ_^® エデュケーション SPIKE^™ アプリを使いながら最初のチャレンジに取り組んでもらいます:
  • 川のフェリーをスパイク・タワーまで動かすプログラムを作成し、テストする。
• 繰り返し作業とモデルのテストを通して、アプリ内にある2つのチャレンジを完了するように指示します:
  • プログラムを修正してフェリーを改善する。
  • ダニエルの次の外出のためにフェリーをアップグレードする。
• プログラミングと組み立てに役立つ情報はヒントセクションを参照してください。

• クラス全員を集めて、取り組んだチャレンジについて考察を促します。
• 以下のような質問をしてください:川のフェリーをスパイク・タワーまでうごかすために、どんなステップをとりましたか？フェリーをかいぜんするために、どこをしゅう正しましたか？

• 問題を解決する一連の手順を作成するプロセスについて説明してもらい、ディスカッションと考察を促してください。
• 以下のような質問をしてください:大きな問題を小さな問題に分けるとかい決しやすくなるのはなぜでしょうか？小さな問題をどのように使えば、大きな問題をかい決する手じゅんを作ることができますか？
• 作業に使ったスペースを片付けてもらいましょう。

• 生徒がモデル制作やプログラミングをする際に行った決断の思考プロセスや論理付けについて、「声に出して考え」たり説明するような声かけをします。

この学習におけるルーブリックの例

• それぞれの生徒に対して、問題を解決する一連の手順を作成する能力を評価してください。
• 状況に合った評価基準を作成しましょう。例:
  1.追加の支援を必要とする
  2.支援を受けずに作業できる
  3.他の生徒に教えることができる

自己評価

• それぞれの生徒に、自分の成果に最もよくあてはまるブロックを選ばせます。
  • 黄:問題をかい決する手じゅんを作ることができると思う。
  • 青:問題をかい決する手じゅんを作ることができる。
  • 緑:問題をかい決する手じゅんを作ることができ、クラスメートを手つだうこともできる。

仲間のフィードバック

• グループごとに、一緒に作業をした体験について話し合ってもらいます。
• 下のような文章を使うように促してください:
  • 君が…したのはとてもよかったと思う。
  • 君がどうやって…したのかもう少し聞きたいな。

プログラミングのヒント

• 最初のチャレンジが完了したら、3つの見本プログラミングブロックを参考にしながら、プログラムの修正に取り組んでもらいます。
• 見本プログラミングブロックは生徒の想像力を刺激し、試行錯誤しながらオリジナルの解決方法を見つけるプロセスを助けることを目的としています。

組み立てのヒント

• 2番目のチャレンジが完了したら、3つの見本写真とオープンエンドのタスクを参考にしながら、モデルの改善に取り組んでもらいます。
• 見本写真は生徒の想像力を刺激し、試行錯誤しながらモデルを改造するプロセスを助けることを目的としています。

このチャレンジには組み立て説明書はありません。

学習に困る生徒が多い場合は、次のように学習方法を工夫してみましょう。

• レゴ_^® エデュケーション SPIKE^™ アプリ内にある 川のフェリー のストーリーと指示を先生が音読する
• モデルの改造に取り組む際に見せる見本写真を1枚だけにする

この学習で物足りない場合は、次のように学習方法を工夫してみましょう:

• プログラムに使われている新しいプログラミングブロックに親しむ
• 川のフェリーにライトを追加する

• 川のフェリーの出発時刻と移動時間がわかる時刻表を作ってもらいましょう。時刻表を使って、何時のフェリーに乗るかを話し合うように促してください。

発展課題を行うと、45分間を超える授業をすることができます。

算数: