プロジェクトの入門パート D 共同作業
プロジェクトに取り組む際に協力することの大切さについて学びます。
1. 準備
(15-30分)
• 「授業の運営」の章に記載された、共通準備項目を確認する。
• プロジェクトのテキストを読み、やらなければならないことをよ
く理解する。
• プロジェクトを、子どもたちに導入するための準備を行う。
• 自分の目標と、子どもたちの目標を定める。
• プロジェクトの最終成果を、定める。ただし、全員が組み立て、
プログラミング、記録を行えるようにする。
• 目標を達成する時間が、十分にあることを確認する。
重要
4 つある「プロジェクトの入門」すべてを、一度に実施することをお薦めします。難しい場合は、子どもたちが、教材に十分親しむことができるよう、他のプロジェクトに進む前に、すべてを完了するようにしてください。4 つのプロジェクトの入門の所要時間は次の通りです。
• パート A: 科学探査機:マイロ: 40 分
• パート B: マイロのモーションセンサー: 15 分
• パート C: マイロのチルトセンサー: 15 分
• パート D: 共同作業: 15 分
2. 調べる
(3分)
探査機は、無事に、植物のサンプルを発見することがで きました。あとは、拠点に持ち帰るばかりです。でも、ちょっと待って!重すぎて、1 機では、運べないようです!もう 1 機の探査機と共同して、一緒 に、サンプルを運ぶことはできるでしょうか
3. 組み立てる
(7分)
任務の最終段階となるこの課題では、チームをペアにして取り組みます。
- 2 機の探査機を連結した運搬装置を、組み立てるよう指示しす。
- 植物サンプルを、A 地点から、B 地点まで移動させる、オリジナ ルのプログラムストリング作りに取り組ませます。A 地点と B 地 点の位置は、どこでも構いません。
右ページに示すストリング例 を用いてもよいでしょう。
- 全員の作品が完成したら、慎重に植物サンプルを移動します。
おすすめ
チームが、単独で作業を行う場合、最大 3 台のスマートハブを、同一のタブレットに、接続できます。詳しいやり方については「ツールボックス」の章をご覧ください。
4. 発表する
(5分)
子どもたちに、自分たちの学習について話し合うよう促します。
• なぜ問題解決には、共同作業が重要なのだろう?
• チーム間の、良いコミュニケーションの例を挙げる
最後に、ノートツールを使って、重要な情報を整理して、記録を完成させるよう指示してください。
重要
それぞれのチームに配布された WeDo 2.0 のモーターは、同じでないため、チーム間の共同作業なしに成功できないようになっています。
教師用サポート
以下のことに取り組みます:
• 植物サンプルを運搬する装置を組み立てて、プログラミングする。
• マイロの任務全体について説明する記録を作成し、発表する。
レゴ エデュケーション WeDo 2.0 基本セット
WeDo 2.0 ソフトウェアまたはプログラミングアプリ