BricQモーション ベーシック
重量挙げ選手
ジムでトレーニングをする重量挙げ選手の運動について調べてみましょう。機械的に力を強めると、さらに重いものを持ち上げるのにどのように役立つでしょうか?
30~45分
上級
小学3~5年生
準備
- 付属の生徒用資料をよく読んでおきます。授業ではプロジェクターを使って生徒用資料を表示するとよいでしょう。モデルの組み立てが不得意な生徒がいる場合は、授業の前に重量挙げ選手のモデルを組み立てておいても構いません。
- 関連性のある概念 (重力、歯車比を上げる、歯車比を下げるなど) を前のレッスンですべて学習しておいてください。
- それぞれの生徒の能力や学習進度を考慮してください。全員がレッスンを楽しめるよう、必要に応じて個別化します。下の個別化セクションを参考にしてください。
関心を引きつける
(クラス全員、5分)
- ここで生徒用ビデオを見るか、付属の生徒用資料から再生してください。
- ビデオの様々な重量挙げでどのような力が働いていたか、簡単なディスカッションを促します。
- 次のような質問をしてください:
- 重量挙げ選手がバーベルを持ち上げる際に働くのは何の力ですか?(筋肉によって体を動かし、押す力または引く力によってバーベルを上げ下げします。)
- 持ち上げられたバーベルが下に戻ってくるのは何の力のためですか?(重力)
- 滑車 (プーリー) とは何ですか?また複滑車とは何ですか?この装置は重量挙げ選手のトレーニングにどのように役立ちますか?(滑車とはロープやケーブルが車輪の円周上に巻き付けられた装置です。複滑車とは、複数の滑車の間にロープやケーブルが通った装置で、物を引き上げる際に必要な力を減らすことができる装置です。)
- これから重量挙げ選手のモデルを組み立て、釣り合っている力と釣り合っていない力についての実験を行うことを説明します。