的をねらえ

• レゴ_^® エデュケーション SPIKE^™ アプリ内にある 的をねらえ のレッスンをよく読んでおきます。
• 必要に応じて、レッスンの前に次の関連語彙を説明しておくとよいでしょう: えいきょうする、運動エネルギー、的
• それぞれの生徒の能力や学習進度を考慮してください。全員がレッスンを楽しめるよう、必要に応じて個別化します。個別化セクションを参考にしてください。
• 時間に余裕があれば、算数の発展課題を準備して実施してください。詳しくは発展課題セクションを参照してください。

• 位置エネルギーが運動エネルギーに変化することについて、簡単なディスカッションを促します。
  • 動き出す直前、ボールのエネルギーに何が起こったのか、先生も一緒にクラス全員で話し合ってください。
  • 以下のような質問をしてください:動き出す前、ボールにはどのようなエネルギーがありましたか？動き出した後のボールにはどのようなエネルギーがありましたか？
• 物語の主な登場人物を紹介し、ボールを的で止めてゲームに勝つ、という最初のチャレンジを説明してください。
• すべてのグループにブロックセットとデバイスを配布します。

• レゴ_^® エデュケーション SPIKE^™ アプリを使いながら最初のチャレンジに取り組んでもらいます:
  • ボールを的で止まらせるプログラムを作成してテストする。
• 繰り返し作業とモデルのテストを通して、アプリ内にある2つのチャレンジを完了するように指示します:
  • プログラムを修正してゲームを改善する。
  • バットをアップグレードし、ゲームにどのように影響するか観察する。
• プログラミングと組み立てに役立つ情報はヒントセクションを参照してください。

• クラス全員を集めて、取り組んだチャレンジについて考察を促します。
• 以下のような質問をしてください:ボールが的で止まるように、ゲームをどのようにプログラミングしましたか？バットを変えるとゲームとボールのエネルギーにどのようにえいきょうしましたか？

• ボールのエネルギーに影響を与える方法について、ディスカッションと考察を促してください。
• 以下のような質問をしてください:物体の大きさを変えると、そのエネルギーが1つの形から別の形へと変かんする時にどのようなえいきょうをあたえますか？物体の表面を変えると、そのエネルギーが1つの形から別の形へと変かんする時にどのようなえいきょうをあたえますか？
• 作業に使ったスペースを片付けてもらいましょう。

• 生徒がモデル制作やプログラミングをする際に行った決断の思考プロセスや論理付けについて、「声に出して考え」たり説明するような声かけをします。

この学習におけるルーブリックの例

• それぞれの生徒に対して、エネルギーが1つの形から別の形へと変換する現象を説明する能力を評価してください。
• 状況に合った評価基準を作成しましょう。例:
  1.追加の支援を必要とする
  2.支援を受けずに作業できる
  3.他の生徒に教えることができる

自己評価

• それぞれの生徒に、自分の成果に最もよくあてはまるブロックを選ばせます。
  • 黄:エネルギーがどのようにして1つの形から別の形へと変かんするかを説明できると思う。
  • 青:エネルギーがどのようにして1つの形から別の形へと変かんするかを説明できる。
  • 緑:エネルギーがどのようにして1つの形から別の形へと変かんするかを説明でき、クラスメートを手伝うこともできる。

仲間のフィードバック

• グループごとに、一緒に作業をした体験について話し合ってもらいます。
• 下のような文章を使うように促してください:
  • 君が…したのはとてもよかったと思う。
  • 君がどうやって…したのかもう少し聞きたいな。

プログラミングのヒント

• 最初のチャレンジが完了したら、3つの見本プログラミングブロックを参考にしながら、プログラムの修正に取り組んでもらいます。
• 見本プログラミングブロックは生徒の想像力を刺激し、試行錯誤しながらオリジナルの解決方法を見つけるプロセスを助けることを目的としています。

組み立てのヒント

• 2番目のチャレンジが完了したら、3つの見本写真とオープンエンドのタスクを参考にしながら、モデルの改善に取り組んでもらいます。
• 見本写真は生徒の想像力を刺激し、試行錯誤しながらモデルを改造するプロセスを助けることを目的としています。

このチャレンジには組み立て説明書はありません。

学習に困る生徒が多い場合は、次のように学習方法を工夫してみましょう。

• モデルの改造に取り組む際に見せる見本写真を1枚だけにする
• プログラムとモデルデザインのどちらかだけをカスタマイズする

この学習で物足りない場合は、次のように学習方法を工夫してみましょう:

• それぞれのバットに対し、ボールを的で止めるために最適なプログラムを作る
• 的の位置を変える

• 「的をねらえ」ゲームをしながら、それぞれのバットで打ったボールの移動距離を測定して記録してもらいましょう。測定結果は2行の表に記録するように指示します。

発展課題を行うと、45分間を超える授業をすることができます。