レゴ®エデュケーション SPIKE™ ベーシック
Explore レッスン 3
実際の FIRST LEGO League Explore 基礎ミッションを使ってチームをコーチし、今後の LEGO League に対する準備をしましょう。
30~45分
初級
全学年
準備する
- レゴ® エデュケーション SPIKE™ アプリから、Exploreレッスン3をよく読んでおきます。
- 必要に応じて、レッスンの前に次の関連語彙を説明しておくとよいでしょう:
情報、改善。
関心を引きつける
(5分)
- Explore チャレンジのような問題を明確にし、理解するために質問をすることについて簡単なディスカッションを促してください。
- 問題を解決しようとする前に、重要な質問を使って情報を集めるよう促します。
- 誰が、何を、いつ、どこで、なぜ、どのように、といった言葉を使った質問について生徒に紹介します。
探究する
(20分)
レゴ® エデュケーション SPIKE™ アプリの指示に従って最初のチャレンジに挑戦してもらいましょう。
新しいアイデアを探究するための基本モデルを組み立てます。
繰り返し作業とモデルのテストを通して、アプリにある2つのチャレンジを完了します。
次のチャレンジは次のとおりです:
スノーモービルが動くようにプログラミングします。
動くロボットをExplore チャレンジの解決方法に使う方法について考えてください。
説明する
(5分)
- 下のような質問をしながら、GECKOを使って生徒と会話し、チャレンジを振り返るよう促しましょう:
- 解決しなければならない問題は何でしたか?
- 問題を愛決するためにチームでどのように協力しましたか?
さらに実践する
(5分)
- これまでの3回のセッションで学んだことが、Explore チャレンジの解決方法に使う動くモデルの制作にどのように役立つかを考えるよう、ディスカッションを促してください。
評価する
(必要に応じて)
- 生徒がモデル制作やプログラミングをする際に行った決断の思考プロセスや論理付けについて、「声に出して考え」 たり説明するような声かけをします。
この学習におけるルーブリックの例
- それぞれの生徒の、定義された問題に対して解決方法をブレインストーミングする能力を評価してください。
- 状況に合った評価基準を作成しましょう。例:
1.追加の支援を必要とする
2.支援を受けずに作業できる
3.他の生徒に教えることができる
自己評価
- それぞれの生徒に、自分の成果に最もよくあてはまるブロックを選ばせます。
- 黄色:質問をして問題をはっきりさせることができると思う。
- 青:質問をして問題をはっきりさせることができる。
- 緑:質問をして問題をはっきりさせることができ、クラスメートを手伝うことができる。
仲間のフィードバック
- グループごとに、一緒に作業をした体験について話し合ってもらいます。
- 下のような文章を使うよう促してください:
- あなたが…したのはとてもよかったと思います。
- あなたがどうやって…したのかもう少し聞かせてください。
ヒント
組み立てのヒント
- 2番目のチャレンジが完了したら、オープンエンドのタスクを参考にしながら、モデルの改善に取り組んでもらいます。
- Explore チャレンジについて考え、条件に合ったものを作るにはどうすればよいか考えるよう促してください。
このチャレンジには組み立て説明書はありません。
個別化
学習に困る生徒が多い場合は、次のように学習方法を工夫してみましょう。
- 最初のチャレンジのみを行い、レッスンを簡略化する
この学習で物足りない場合は、次のように学習方法を工夫してみましょう:
- ホイールの前面を改造して車輪を使ったデザインにする。
- 動くロボットを Explore セットモデルに組み入れる方法を考える。
教師用サポート
学習内容:
- 問題について収集した情報を使って解決方法を改善する。
- Explore チャレンジの解決に SPIKE™ Essential を役立てる方法を学ぶ。
(生徒2人につき1点)
- レゴ® エデュケーション SPIKE™ Essential セット
- レゴ® エデュケーション SPIKE™ アプリを搭載したデバイス
- FIRST LEGO League Explore セット