基礎ミッション 2023-24

1.準備する

• レゴ^® エデュケーション SPIKE^™ アプリの生徒用資料を読み、学習課題をよく理解しておきましょう。
• このレッスンではカラーセンサーを搭載したドライビングベースを制作します。

2.関心を引きつける (10分)

• 下の「ディスカッションを活性化させる」 セクションのアイデアを参考に、生徒の学習への関心を喚起します。
• ビデオを使って取り組む学習課題の説明をします。

3.調べる (30分)

• 競技フィールドに基礎ミッションモデルを配置するよう指示します。
• 説明書にしたがってロボットをモデルのところまで移動し、起動させるようなプログラムを作成してもらいます。

4.説明する (10分)

• モデルにコネクタを上げさせる際に重要なロボットの機能についてディスカッションを促してください。

**5.**さらに実践する (40分)
各チームにロボットを整列させて、モデルを起動するミッションに向かわせます。

• ミッションで特に注意しなければならないこと（例：左の開始エリアから始まり右の開始エリアで終わる、途中でほかのミッションを通過しなければならないなど）に気づいたかどうかたずねてください。
• 線に沿って走行するロボットについて学んだことの中で、ほかのミッションにアクセスするのに役立つ事柄についてディスカッションを促してください。
• 忘れずに片付けの時間をとりましょう。

6.評価する

• それぞれの生徒に取り組みを評価して伝えます。
• 評価の際は、以下に提示するルーブリックを参考にすると効率的に作業できます。

下のように問いかけながら、これまでの学習内容を応用してこのミッションを達成する方法についてディスカッションを促してください。

• ロボットは何をしているのですか?
• ロボットはどのようにしてモデルの場所まで移動しますか？
• ロボットはモデルをどのような方法で起動させますか？
• このミッションにおいて、速度と精度の間の理想的なバランスは何でしょうか？

また、生徒が学習課題を明確に把握できるよう、このビデオを見せましょう。

基礎ミッションモデルをセットアップする
基礎ミッションモデルをセットアップする際に下のヒントを教えてあげましょう。

• ロボットゲーム・ルールブックを見て、マット上のモデルの正しい位置を確認します。

• モデルが正しく組み立てられ、きちんと操作できることを確認します。
• デュアルロックを慎重にかけ、モデルをマット上の正しい位置に置きます。

メインプログラム

学習に困る生徒が多い場合は、次のように学習方法を工夫してみましょう。

• トレーニングキャンプ3のレッスンプランでは、カラーセンサーを使用して線をたどるさまざまな方法(カラーモードや反射光の強度モードなど)を説明しています。

この学習で物足りない場合は、次のように学習方法を工夫してみましょう。

• 右の開始エリアからスタートするようにプログラムを変更します。
• このミッションの前後に、今年の FIRST LEGO League の別の課題を割り当てましょう。

この学習におけるルーブリックの例
次のルーブリックを参考に、評価規準や判定基準を作成しましょう。
1. 課題を部分的にこなした。
2. 課題を十分にこなした。
3. 期待を上回る達成度であった。

以下の成功基準を使用して、生徒の進度を評価します。

• 生徒はミッションを達成するために、チームとして活動することができた。
• 生徒は、一度にできる限り多くのミッションを達成するために、チームとして一緒に活動できた。
• 生徒は各ミッションをどのように達成できたかについて説明し、自分のロボット、プログラム、ミッションの攻略方法について発表できた。

自己評価
それぞれの生徒に、自分の成果に最もよくあてはまるブロックを選ばせます。

• 青:一つのミッションを達成できた。
• 黄:二つ以上のミッションを達成できた。
• バイオレット:チームとして活動し、自分たちのロボットやプログラム、ミッションの攻略方法についてコーチに発表することができた。

仲間のフィードバック
次の方法で、生徒同士でフィードバックをやりとりするよう促します。

• 上記の色付きブロックの評価方法を使用し、ほかの生徒のパフォーマンスを評価する
• お互いに建設的なフィードバックをしあい、次のレッスンに向けてグループ全体のパフォーマンスを向上させましょう。

以下を実践して国語スキルの発達を取り入れます。

• 生徒に、最短時間でミッションを達成する効果的な攻略方法をどのように考えたかを解説したプレゼンテーションを作成し、発表してもらいましょう。

注：これにより、授業時間が長くなります。

この授業を楽しむことができた生徒は、以下の進路について興味がある可能性があります。

• 情報サービス業
• 情報技術（コンピュータープログラミング）